エイミンゴルフアカデミー熊坂です。
今回は、質問の多い、左右の球筋の打ち分け方についてお話しします。
実はまっすぐ飛ぶストレートボールを多くの方が打とうと頑張ってますが、球を意図的に左右に曲げる方がはるかにやさしいのです。
このコントロールのコツをつかんでください。
球筋の種類
まずは言葉の説明から・・・
右利きの場合
球が右に曲がる事をスライスボール。
球が左に曲げる事をフックボールと言います。
基本的な打ち方はいつもと変えず、構える体の向きとクラブフェースの向きを変える事で球を曲げる事をインテンショナルショットと言います。
右に曲がる球をインテンショナルスライス。
左に曲がる事をインテンショナルフックと言います。
インテンショナルスライスの打ち方
まず、①球の飛び出す方向と
②球を止めたい所の2ヵ所に目標を作ります。
決まったら①球の飛び出す方向にアドレスします。
(この場合は右に曲がる球なので②球を止めたい所の左側)
ここでクラブフェースを
②球を止めたい所に対してスクエアに向けてグリップを握り直します。
自分からクラブフェースを見たらオープンになっている状態です。
体の向きは①球の飛び出す方向、
クラブフェースの向きは②球を止めたい所に向いてます。
そのままいつも通りのスイングをすると、
クラブヘッドの軌道は①球の飛び出す方向に対してインサイドから球に向かってインサイドに抜けて行きます。
②球を止めたい所に対してはアウトサイドから球に向かってインサイドに抜けて行きます。
クラブフェースの向きはインパクトの瞬間
①球の飛び出す方向に対してはオープンフェースになり、②球を止めたい所に対してはスクエアになります。
よって①球の飛び出す方向に飛び出した球に右回転がかかって球が右にまがり②の球を止めたい所に飛んでいきます。
インテンショナルフックの打ち方
インテンショナルスライスの時と考え方はおなじです。
①球の飛び出す方向にアドレスします。
(この場合は左に曲がるので②球を止めたい所の右)
クラブフェースを②に対してスクエアにしてグリップを握り直します。
自分から見るとクラブフェースはクローズになっています。
そのままいつも通りのスイングをすると、
クラブヘッドの軌道は①球の飛び出す方向に対してインサイドから球に向かってインサイドに抜けて行きます。
②球を止めたい所に対してはインサイドから球に向かってアウトサイドに抜けて行きます。
クラブフェースの向きはインパクトの瞬間
①球の飛び出す方向に対してクローズとなり
②球を止めたい所に対してはスクエアになります。
よって①球の飛び出す方向に飛び出した球に左回転がかかって球が左にまがり②球を止めたい所に向かっていきます。
※①球の飛び出す方向や、球の曲がる幅は個人差があります。
球筋の打ち分け方がマスターできると・・・
球筋の打ち分けが出来るようになると、
左右の狭いホールでも例えば右のOBすれすれからフックボールを打てばコースの横幅全てを使う事ができます。
ストレートボールで狙うとコースの真ん中に球を打ち出す必要があるので、どちらかに球が曲がった場合はコースの半分の幅しか使う事しか出来ません。
それに、ミスして意図しない曲りをした時でも自分でミスの原因を見付ける事ができるようになります。
さらに、自分で球筋をコントロールする事の楽しさもわかるようになります。
苦手な方は安心の体験レッスンにお越しください。
しっかりとアドバイスしますよ。
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